SQLJetを使おうとこちらへ訪れた方はすでにSQLiteについてご存知だと思うのでSQLiteの説明は省きます。
SQLiteについて知りたい方はGoogle検索-「SQLite」かDBOnline様の「SQLite入門」を御覧ください
SQLiteは軽量なSQLデータベースですが、SQLJetの場合SQL文は使えません。すべて用意された機能を使ってデータベースのファイル作成から出力まで行ないます。
それではSQLjetのダウンロードから始めます
この記事を書いている時点での公式サイト[SQLJet :: Pure Java SQLite]トップのスクリーンショットです。
必要な部分はDownload SQLJetの項目です。
4つリンクがありますが上から
- 通常使用。ライブラリ・ソースコード・ドキュメント・ブラウザ入り
- 自分でビルドする用
- Eclipse用
- maven用
となっております。今回は開発はEclipseで行ないますがブラウザやドキュメントが必要なので一番上のものをダウンロードします
解凍すると以下のファイル群が入っているはずです
必要なものの解説([ver]はバージョンを示します)
- antlr-runtime-[ver] ランタイム。多分必要
- sqljet.[ver].doc.zip ドキュメント。困ったときに必要
- sqljet.[ver].jar コレが最も必要。中核ファイルです
- sqljet-browser.[ver].jar SQLJetを使用したブラウザー。DB内容の確認やプログラムのお手本としても役立ちます。
プログラムを組む際には「sqlite.[ver].jar」と「antlr-runtime-[ver]」をクラスパスに通します。
今回はプロジェクトのビルド・パスにライブラリとして設定します
プロパティ内の
Javaのビルド・パス内のライブラリで[外部JARの追加]でantlr-runtime-[ver].jarとsqljet.[ver].jarを追加すれば利用出来るようになります。
この時ソースとJavadocロケーションを設定すると打ち込んでいる際に便利なので登録するようにしましょうね。
次回は「JavaでSQLiteファイルの作成」から行ないます。
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