今日イオンへ買い物に行ったら小さいですがフェアトレードコーナーが出来ていました。その前には新聞の地方版にフェアトレード珈琲の特集が組んであったりと最近注目されているようです。
そもそもフェアトレードとは低い値段でで買いたたかれている発展途上国の生産者に適正な市場価格で取引することにより貧困拡大を防止し生活環境の改善を望むものです。
この丸いマークがある製品を見たことがあると思います。
コーヒーやカカオ製品によく使われていますが果物や衣類、運動道具など発展途上国相手の取引なら何でもあります。
公正な取引により「発展途上国で生産=安い」という考えが成り立たないので価格だけでいうと高いです。ある種の募金やチャリティーのようなものですね。
この行いに疑問を持つ人も多いようです。そもそも公平な取引は企業の社会的責任において当然であると。
しかし利益を追求する第1段階として仕入れ値を抑えるのは当たり前なのでどこで線引きするのかが重要ですね。本来なら生産者が適正な価格を提示するべきなんですがそう簡単にいかないのがビジネスです。商品が売れないことにはどうしようもないですから。
そこでフェアトレードという決まりを作って「生産者は適正な収入を得る」「販売者は社会貢献をアピールできる」と双方にとって利点のある取引形態を作ったわけです。
良い行いだとは思いますがこれが当たり前の世の中になるといいですね。
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