会社で使っている支給品のキーボードがパンタグラフ式で使い勝手は悪くないんですが、カチャカチャ音がうるさいのが気になっていました。
代わりのキーボードとしていろいろ検討していたんですが、調べるとほとんどがHHKBかRealforceのキーボードに行きつくといった感じがしました。
しかし、新品はともに3万円以上と高いのでヤフオクでお手頃な品を調べていたところ、ちょうどよい出品が合ったので落札。
Realforce TKL / R2TL-JP4-BK
無接点日本語45gソフトフルNキー

しばらく使ってみると軽いタッチでとても良い!
ただし、キートップのがたつきか?ちょっとカチャカチャ鳴るんですよね。調べてみるとキートップのがたつきが気になるというレビューもありましたが、どうやらキーが戻るときに部品同士が接触して音が鳴っているようです。
これまた先人がいまして、静音化のためにキーの接触部分に樹脂ワッシャーを入れることで当たりをマイルドにしてくれる部品があります。
キーボードの型番は異なりますが、分解方法などは一緒です。
静音リングの調達(適当)
そこで私もAliexpressで商品を探してみると、似たようなものはありますが内径・外径や厚さの表記がないんですよね。

これではちゃんと使えるものかわからないので厚み表記のあるものを購入してみました。

打鍵感が変わらないように0.3mmのものを購入してみました。
フルキー向けに105個あるのでテンキーレスだとちょっとあまります。失敗しても大丈夫!
用意する道具
必要な部品を見つけたら、次は道具を揃える必要があります。

- 精密ドライバー(PH1)
- できれば、L字で力の入るドライバー(PH1)
- キーキャップ外し
- プラ製の分解道具各種
まずはキーボードの分解に必要不可欠なドライバーです。サイズはPH1というもので、早回しできる普通の精密ドライバーときつく締まっているねじをなめずに外せるL字のドライバーがあると良いです。
次にキーキャップ外しがあると簡単に外せてよいですね。
また、外装のはまっているところ外す際にプラスチックの分解道具があると本体を傷つけずに済みます。
キーボードの分解
部品と道具が揃ったら早速分解に入ります。手順は先ほどリンクを貼り付けたブログとほぼ同じなのでダイジェストでお送りします。

まずはキーキャップを外しただけでこの汚れ!
まぁ、落札してから数日しかたっていないので、この汚れは前所有者のものですが。

細かいところはダイソーで買ってあったジェルクリーナーが簡単でオススメです。ただのスライムですが、細かいところにも入り込んで埃などを吸着してくれるので重宝しています。

外装を外すとコードが伸びていますが、無理やり引っ張らないように注意。

基盤の裏側がこの通り。外すべきネジが矢印と丸印でマーキングされており親切ですね。
丸印でマーキングされているシルバーのネジが特に固いので力の入るL字型のドライバーが便利です。T字の持ち手にPH1のビットソケットでもよいかもしれない。

ねじを全部外したら、ラバーカップが1か所外れてしまいました。こんな構造なんですね。
はがれた後を見ても接着剤の跡があまり見られないので、熱で軽く溶かしてくっついていたのかな?
色々調べてみましたが、ラバーカップを接着する良い方法が見つかりませんでした。
押下圧や反発力を買えるために、スプリングやラバーカップを交換しているブログはあったんですが、ラバーカップを接着せずに裏返したキーにおいて基盤の丁度良い位置に収まるようにしていました。
下手にテープとか接着剤とか使って壊れても困るので、先人の行いに倣ってこれは上手いこと位置を合わせておきます。

キートップとラバーカップの間にある稼働パーツは分解ツールの部品がちょうどよかったです。
パキッと取り外しているとたまに顔に何かが当たる感じがしてよく見てみると、黒いかけらが散乱していました。

1mm以下の黒いものがたくさんあって、よく見ると部品抜け止めの突起が欠けているみたいです。
少し欠けても実用上は問題ないですが、何回も分解を繰り返しているとあまりよくなさそうですね。
シリコンOリング0.3mmをつける
今回利用するのは0.3mm厚のものになります。これなら標準からほとんど差がなく同じような押し心地で当たりが柔らかくなり静音化できるはず。

これはシール状になっていて1個ずつ外して使いますが、地味に分解が大変。数たくさんありますしね。

しかも、シール状になっていますが台紙が外せない!

0.3mmとシリコン部分も薄いので無理やりはがそうとしてシリコン部分まで敗れることもありました。仕方ないので台紙はそのままで作業を進めます。

黒いのでわかりにくいですが、右側にオーリングを装着しています。サイズぴったりで一安心。

オーリングを付け終わったものから元に戻していきます。
キーボード分解のブログの中には摺動個所をグリスアップしているものもありますが、今回は準備していなかったのと、グリスもまだ残っていてスムーズに動いていたのでそのままで進めます。
次回分解するようなことがあったらプラスチック部品に対応したオイルを準備しておきたいですね。
がたつき防止のグリスアップ

全てのオーリングをし終えたら試し打ちをしてみました。ちょっとぐらつき、がたつきが気になる?と思ったので軸の部分に手持ちのシリコングリスを塗ってみました。
オイルではなくグリスなので適度な粘りがあり摺動部の隙間を埋めてくれます。
また、キーキャップ自体のがたつきも気になったのでキーキャップ裏もシリコングリスで埋めました。

その結果、キー押下時のがたつきが抑制されてスコスコと余計な音が一切しなくなりました!
また、写真を撮り忘れましたが、スペースキーなどの大きなキーには補助バネがついており、こちらもシリコングリスを塗ってあげることで樹脂との接地面を保護して静かになりました。
しばらく使ってみての感想
この記事を書いている時点でグリスアップから2週間くらい経っていますが、押し心地はスコスコと軽快で、音はコトコトと静かになって最高です!
ただ、耐久性は不明なので悪くなったらまた自分で対策をするか、あるいは最初から静音対策しているモデルを買おうと思います。

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