今まではスプレーで青色に塗ってました。
以下の画像は塗装完了したときの物です。
しかしブレーキフルード交換の際に塗装面へ液を垂らしてしまい悲惨な状況になってしまいました。まだスプレー缶が残っているので同じ塗装で修復しても良かったんですがいろいろな方法を試したいので今回はラッピングにします。
ラッピングとは?「対象物を色付きの粘着シートで覆う方法である。」
粘着シートは通販でカーボン柄の青色シートを購入しました。サイズは50cm×2mでちょうど使い切るサイズでした。
今回使用したのは安くて薄いシートだったので途中で破れることもあり作業しずらかったですが大手メーカーの厚みのあるシートなら作業しやすいと思います。
まずは作業前にカウルの脱脂です。油や汚れがついていると粘着力が落ちて剥がれやすくなるため表面をきれいにします。
私はシリコンオフを使ってますが中性洗剤で洗ったあと十分に乾燥させれば大丈夫です。
シートは伸ばしながら貼りますが手で引っ張る部分と後ろに回して剥がれないように固定する部分が必要なので余裕をもって大きめに切ります。
準備が出来たらシートの裏紙を全部剥がしてパーツの一番出っ張っている部分や中央部分から貼っていきます。この時ドライヤーを適度にあてるとシートが柔らかくなるので曲面に貼りやすいです。
しわを伸ばしながらなんとか貼れました。
表面を貼り終わったらいらないところを切り取ったり切り込みを入れて端を処理します。
気を付けて貼っていたつもりですがたくさんありますね。この気泡は待ち針やカッターの刃先で小さな穴を開けると空気が抜けて気泡をつぶせます。
大きなものだとシワになってしまうので気泡を作らないように貼るのが一番いいです。
きれいに処理できましたがこのままだと無理な力が掛かっているのでそのうち剥がれてきそうです。そのため余っているシートをテープ状にして端を補強していきます。
見た目もいいですし長く保つためにはやっておいた方がいいですね。
まだ多少気泡が残っていますが疲れたのでこれで完成にします。
左右できました。片方はシワが出来ましたが意外と良くできました。凹凸がありますが緩やかなのでやりやすかったです。
それに比べて前後フェンダーは悲惨です。特に前。
カーブが急で前後の反りもあるため片側はシワが少なく貼れましたが反対側はシワが出まくりでどうしようもありませんでした。
シートは貼り付けてから24時間以上放置しておくと対象物に接着する力が強くなるのでこのまま室内で放置。
塗装の難しい物や柄を入れたいものならシートを貼り付けるのがいいですが、きれいに貼りつけるには高い技術が必要です。
場所さえ確保できればスプレー塗装が一番手軽でそこそこきれいに仕上がります。また車体に取り付けてはいませんがある程度満足したらまたスプレー塗装でやり直します。
追記
近くで見るとへこみます。
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