オゾン発生器はオゾンを放出しているのか確かめてみる

雑記

加湿空気清浄機の脱臭フィルターとHEPAフィルターが掃除しても、日陰干ししても酸っぱい臭いが取れないので、オゾンで脱臭してみることにしました。

オゾンは高電圧を空気中に放電させると発生します。雷が落ちる際にも同じ状態になってオゾンが発生するようですね。

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購入商品紹介

VOSOCO オゾン発生器 AZ-1G-G

手に入れたのはそのものずばり「オゾン発生器」です。

Amazonや楽天にも同じ商品がたくさん売っています。

110V用と表記されていますが、日本の交流100Vでも問題なく動作します。ちなみに60Hzと表記があるので50Hzの地域ではどうなるのかな…。

ホースがついているのでオゾンの放出先を操作しやすいですが、タイマーなどは搭載していないのでコンセントの抜き差しが必要。ちなみに本体の注意書きには「連続稼働60分まで」と記載されています。

オーム電機 ボタン式デジタルタイマーAB6H HS-AB6H 04-8883

スイッチのON・OFFや1時間だけ、30分だけ動作させたいときに便利なタイマーも用意しておくと便利です。

こちらはボタン式で分かりやすいやつです。探せばIoT機器で遠隔で操作できるものもありますが、機能的にはこれがあれば十分でしょう。

よう化カリウムでんぷん紙 PI

さて、動作させる機器は揃いましたが、そもそもこれってオゾン出ているの?ってところが気になります。

そこでオゾンの測定方法とかを探してみましたが、ちゃんとした計測装置はめちゃめちゃ高いですね。

代替方法としてオゾンの酸化反応を検出することで、オゾンが発生していると確認できるみたいです。

オゾン発生器から出た空気を水道水にブクブクさせて検査紙を浸すと反応して青紫色になるらしい。

簡単に確認する方法はこれしかないですね。

オゾンの検出実験

というわけで実験してみた結果がこちらです。

左の2枚は水道水のままとオゾンを30秒くらいブクブクさせたあと浸したもので、右の青紫色に変色したのはオゾンをブクブクさせている最中に浸したものです。

実験結果からオゾンが発生しているのは確認できましたが、ブクブクを止めたあとに浸したとき反応しなかったのは残念。時間が短かったからかな?

オゾンで消臭してみる

空気清浄機を稼働させながら、吸気口にオゾン発生器のホースを差し込んだ状態で毎日1時間稼働させるのを3日ほど続けてみました。

結果

消臭できない!

少し臭いが収まったかな?とも思いますが、鼻が慣れただけかもしれない。

酸っぱい臭いにも効果があるみたいなんですが、なんででしょうね。フィルターの面積が広いから全体的にオゾンが接触しなかったんでしょうか。

一番効果があったのは重曹でした

酸っぱい臭いの対処を調べていたら、どうやら酸っぱい臭いは酸性なのでアルカリ性の重曹で中和してやるといいみたい。

重曹を溶かした水をべちゃべちゃになるまでフィルターに吹き付けて乾燥させてみたところ、びっくりするくらい臭いが消えました!

空気清浄機の取り扱い説明書には水洗いをしないように書いてあるので完全に自己責任だし、脱臭フィルターの効果が復活しているのかもわかりませんがとりあえず解決したのでヨシ!

オゾンで消臭するときはどうしたらいい?

今回、オゾンの効果が認められなかったのは消臭する対象が実は違っていたのか、あるいはオゾンがフィルター全体に反応しなかったのか。

また臭いが気になったときはビニール袋にフィルターを入れて、袋内にオゾンを充満させるようにして検証してみたいと思います。

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