ミラーナットの錆落とし

ST250E

前回はレバーの錆落としをしました。続いて今回はより頑固な錆がついていたミラーの錆を除去します。


ピンぼけしてしまいましたがこちらが今回の強敵ナットです。

表面、内面にも頑固な錆がついていてやすりでの作業は手がかかる(;’∀’)

しかもネジ部分はタップを持っていないのでうまくやるにはどうしたら…と悩んでいたところサンポールを使った錆落とし方法を見つけたので実践してみることに。

ちなみにタップとは金属にネジ穴や棒にネジ溝を作る工具です。

調べてみたら品質はお察しですがそんなに悪くなさそうで一式そろっていてこの値段( ゚Д゚)!お気に入りに入れておこう。

さて、話を戻しましてサンポールでの錆落とし。用意したのはこちらです!

  • サンポール(酸性タイプ) 今回のメイン!
  • 中性洗剤 中和用
  • ゴム手袋 手の保護用
  • プラスチック製容器 部品を浸す容器
  • ラジオペンチ バーナー使用時に部品を持つため
  • バーナー 表面を酸化させて黒錆作る
  • プラ製ブラシ 汚れ落とし
  • 掃除道具いろいろ 作業場が汚れないよう雑巾とか

あとは洗う用のバケツがあるといいですね。

錆落としの作業工程は単純で

  1. サンポールに浸して錆を落とす
  2. 中性洗剤で表面を中和する
  3. バーナーで熱して黒錆で覆う

この三工程だけです。では行きましょー(* ̄0 ̄)/ オゥッ!!


適度な大きさの容器に部品を入れてサンポールで浸します。薄めても効果があるようですが普段のお掃除にサンポール使わないのでケチケチせず現役で投入!


するとすぐに泡が浮いてきます。これが錆と反応している証だそうで、このまましばらく放置します。


30分放置したのがこの状態。液が濁って錆も浮いてきてますね。


転がしてみるとこの通り軽度の錆はすでに剥がれてます。割りばしなんかでこするとこびりついている錆も少しずつ取れていきますのでちゃんと効果が出ている様子。

このままさらに放置。


1時間後。ほとんど錆は取れて残っているのは頑固なものだけですね。

ここで秘密兵器投入!

スチールウール!
ナットのサンポールを洗い流したらバケツの中でゴシゴシと。

表面の錆を落としもまだこびりついていたので再度サンポールにドボン!これを30分ごとに行って作業開始から2時間後。

綺麗になりました(/・ω・)/

想像通り結構浸食されている様子。まぁそのうち社外品に変えたくて今回は悪化抑止が目的なのでこのまま使用。

しかしこの状態だと鉄がむき出しですぐに錆びてしまうためバーナーで熱して黒錆を付けます。これにより浸食する赤錆の発生を抑止します。


黒錆の鈍い光具合がかっこいい(*´ω`*)

はがすのが面倒で残っていたメッキ部分が虹色になってます。これはこれでいいでしょう(自己肯定)

ナットだけではなくミラーの取付ボルトも錆びていたので同様に処理。

溝の錆もきれいに取れて満足です!

あとは取り付けて走るだけ!…晴れたらね( ´ー`)フゥー...

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