昨日、仕事から帰ってきていつも通りパソコンの電源を入れてみると、うんともすんともいわない。
え?
コンセントを抜き差ししたり、電源ユニットのスイッチをオンオフしてみたけど何も反応せず。
なにが壊れたんや…汗
不具合個所の特定
心当たりがなく急にこんな壊れ方をしたときは、だいたい電源ユニットが原因です。
電源ユニットの故障確認
試しに24ピンをショートさせてみましたが電源が入らず、電源ユニットに耳を近づけてみると「カチカチ」と音がするので電源が壊れていることは確認できました。
詳しいやり方はコルセアのヘルプページを見てみてください。
他のパーツの動作確認
しかし、電源は各部品に電気を供給しているので安心できません。過去の経験と先人の知恵から他の部品を巻き込んでいないか調べる必要があります。
確認する方法は自分が取れる手段によるんですが、もし代わりの部品がなかった場合は、電源が入らないとパーツの動作確認はできないので、一つずつパーツを新しいのに変えて確認するしかないですね。
私の場合はもう1台パソコンがあるので、そちらから電源ユニットを移植してみた結果、正常に起動して問題なかったので、電源ユニットだけの故障と断定できました。
新しい電源ユニットの選定
いままで使っていたのはサイズの超力というシリーズの1000W出力対応のものでした。
過去の記事を読んでみると、2010年3月19日に購入しています。
また、長寿命(12万時間)と箱に書いてあり、12万時間=約14年なので本当に14年くらいもってくれましたね。今までありがとう。
今後使う電源も長いこと使っていきたいので以下の条件で探してみます。
- 容量1000W、今後パーツアップグレードしてもこれくらいあれば十分。
- メーカー10年保証、メーカー保証期間以上は使えると思う。
- 日本製105℃コンデンサ使用、耐久性の高い部品で長寿命を期待。
- ATX3.1とPCIe5.1規格対応、来年発表・発売予定のGeForce 5070シリーズを購入予定なので。
あとは値段との兼ね合いですかね。
ネット通販だと注文してから届くまでの数日間パソコンが使えなくなるので、名古屋在住の特権として大須に繰り出してサクッと調達してきます。
CORSAIR RM1000x 2024年モデル 1000W CP-9020271-JP
いろんなお店をぐるぐる回って最終的にツクモで購入したのがコチラ。28,980円でした。
希望の条件を全部満たしていて、なおかつ個人的に信頼を寄せているメーカーなのが決め手です。
製品の詳細については正規代理店のアスクのページを貼っておきます。
開封の儀
見慣れないケーブルはわかりますが、結束バンドと一緒に入っているクシみたいなのはなんなのか。
調べてみると、ケーブルコームという名前で電源ケーブルを見栄え良く配線整理するためのものらしいです。
ケースは中が見えないタイプなので、私には必要のない部品でした。
本体に出力の記載がありますが、+12Vだけで83.3Aもあり、このレーンだけで1000Wを消費してしまいます。恐ろしい。
設置はフルモジュラー形式のため必要なケーブルだけ取り付ければいいので簡単です。ケーブルも適度なしなやかさで取り回しも楽でしたが、一つだけ残念な点が!
CPUの8ピンを裏配線しようとしたらマザーボード上側に抜ける穴にコネクタが通りませんでした!
前は4+4ピンだったので半分ずつ通せましたが、8ピンで一体化してしまったので私のケースには合いませんでした。まぁ別のところから通せばいいんですけど。
電源投入
ひととおり配線が終わったら電源を入れてみると、もちろん正常に起動しました。
負荷が低いと電源ユニットのファンも停止するので、ネットサーフィンくらいだったら非常に静かです。
感想
電源ユニットは交換したからといって何か効果が体感できるものではないですが、パソコンの寿命とか安定性にはとても大きく影響のあるパーツなので良いものを長く使いたいですね。
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